うつの原因について
今回からは、私がうつ病になった原因についてしばらく考えてみたいと思います。
うつ病になった当時は、
「なんで自分(だけ)がこんな病気に…」
と感情的になっていたものでしたが、よくよく振り返ってみれば、原因があって結果が存在するわけであります。
そしてその原因を主観、客観の両面から分析し、対策を練っておくことは、再発防止への大きな手助けとなります。
お恥ずかしい限りですが、私がうつ病になった原因は
- 自身の性格のクセ(執着型性格=完璧主義、すべき思考etc)
- 長時間労働によるストレス
- 人間関係の煩雑化によるストレス
- 不摂生な生活による身体へのダメージ
こんなところだろうと思います。
これは、自己分析によって自分なりに導き出した回答を、医師やカウンセラー、家族、友人の力を借りて、ブラッシュアップしたものです。
それぞれの項目について詳述する前に、まず言えることは、
全ての原因が自分にあるのではない
ということです。
こう言うと、反射的に「そうじゃない!!!!」と言いたがる人がいることを知っています(笑)。
また、「じゃあ周りのせいなのか」と批判されそうですが、それも当たりません。
内部環境(自分)と外部環境(その他)、どちらにも原因は存在していると思います。
ただ、
いずれも環境についても、より良い方向へと変えていく主体者、責任者は自分である
ということも、同時に言えると思います。
ちなみに、「白黒をはっきりとつけたがる」「0か100かのどちらかしか選択肢がない」などの考え方は、「全か無かの思考」という名前がついているようで、うつ病を患いやすい性格の一つとされています。
私も、こうした考え方を持っていますので、「なぜ自分がうつ病になったのか」を考えると、「全て自分が弱いからだ」と安易に結論付け、自責の念に駆られてさらに落ち込むということを繰り返していました。
というわけで、次回からは、私がうつになった原因の項目、一つ一つについて詳述していきたいと思います。今回はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!