うつと筋トレと時々レザークラフト

マイノリティ入門

僕とうつ病のあれこれ

うつ病?抑うつ神経症?いや、軽症うつ?

本日は、病名についてさらっと。

 

便宜上、人に私の病名を伝える必要があるときはうつ病と言っています。うつ病に対して先方が抱いている(かもしれない)イメージと自分の状態が、多少の差異はあるにしろ、マッチするであろうと思うからです。

 

実際、最初に通院した時は、「うつ病」と診断されました。

 

ただ、うつ病と言っても、その症状は人によって様々だと言われています。反対に、うつ病を患っている人とパニック障害を患っている人の症状に、多くの共通項が見つかることもあります。

 

例えば、私の場合。最初は強い抑うつ状態が続いていましたが、時間が経つにつれて、抑うつ状態に加えて、モノを壊さないとイライラが収まらない破壊衝動が出るようになりました。

 

いや、その身体(体重は100キロほどあります)で破壊衝動とかキングコングかよ…

 

とひかれた方はすみません。タンスや壁を壊しまくっていました。今、家族の間では笑い話になっていますが、お父さん、お母さん、ほんとにごめんなさい…

 

その後は、絶叫したり、不眠が出たりと、今思うとよく治ったなと思うわけですが、この時、私は抑うつ神経症と診断されていました。

 

うつ病」と診断した医師と、「抑うつ神経症」と診断した医師は同一人物ではありません。前者は東京都八王子市(仕事をしていた時に住んでいた)の医師、後者は地元・秋田の医師でした。

 

(ちなみに、この八王子の医師が本当に合わなくて、いやな思いをたくさんしました。この話題には改めて紙幅を割きたいと思います)

 

果たして私は「うつ病」なのか、「抑うつ神経症」なのか。医師によって診断に差が出るのか。両者の症状の違いは何か。八王子の医師の良心は一体どこにいってしまったのか…

 

このようなことは、つまり病名は、あまり重要ではないと思っています。もちろん、諸手続きのために、診断書の病名は必要ですが。

 

重要なことは、うつ病だろうがなに病だろうが、身体の不調を感じたら、その症状を明確にし、原因を探り、改善策を練り、再発防止策を講じる…ということなのだろうと思います。

 

私自身は、「うつ病」とも「抑うつ神経症」とも言われましたが、実際に勉強しているのは「軽症うつ」の対策本です。この中に書かれていることが、自分の状態を最もよく言い当てているなと思ったからです。

 

というわけで、いまだに自分の病名は、はっきりしていない(いや、抑うつ神経症なんですけどね)わけですが、病を得た原因や、回復に向けた道筋、再発防止策については頭の中にはっきりとしていると思います。

 

次回からは、そこらへんのことを書いていければと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!それでは。