【回復への道筋④】睡眠薬は必要か
軽症うつになった人って、ほとんどが睡眠障害を抱えている気がします。
寝付けなかったり、途中で目が覚めたり、起きれなかったりということなんですが、これを医師に相談すると
「じゃあ薬出しときまーす」
という感じで睡眠薬を処方されます。僕もそうでした。
そして、睡眠薬を飲むと、確かに寝られるんですが、全く寝た気にならなかったんですよねー僕の場合。起きても最悪の気分ですし、薬がないと寝られないみたいになっていきました。
で、最終的には薬を飲まずに睡眠障害も解消していくんですが、今になって思う。
睡眠薬は必要だったんかと。
今は僕みたいな重篤なうつ病ではなくても、病院に行くとすぐ抗うつ剤なり、睡眠薬を処方されるケースが増えていると聞きます。
いつぞやのブログで書いた通り、うつ病にも種類があり、脳内物質に異常がある内因性うつなどの場合は薬が必要な場合が多いらしいが、軽症うつの人にも薬は必要なのか?
謎です。
僕(軽症うつ)の場合、最終的には薬なしで回復に向かっていったので、詳しい診察もなしに「薬!!!!」という医師の態度は歓迎できません。
お金もかかりますしね。
睡眠薬と抗うつ剤を飲んでいたときは、気分の上がり下がりが激しくて、逆に大変でした。自浄作用があるうちは、それを活かす道を探るべきだと思う。
そもそも、睡眠薬を処方する意味って、しっかりと定刻に寝起きするためであると思うが、
「定刻に寝起きする」ということ自体、休んでいる人にはいらん世話だと思う。医師はそうさせたがるけど。
ネットを見ていても、早寝早起きしましょう、とか、起きる時間を固定しましょう、とか、とにかく生活リズムを整えましょうみたいなアドバイスが目立つ。
ほんとうるせぇ!!!!
休んでいる人は、そんなカスみたいなアドバイスは気にせず、どうか好きな時間に寝て、好きな時間に起きてください。 生産的である必要は一切ありません。 どうか思いっきりグダグダしてください。そして、周囲の方はどうかそっとしておいてください。一緒にグダグダできる人はグダグダしてください。
そのうち少し回復してきます。あれこれ整えるのは、その後です。
生活リズムを整えるのは、僕の感覚だとちょっと元気になってきて、対外的な活動も少しできるぐらいになってきてからやればいいことだと思っています。
そんなことよりも、グダグダと休むこと。グダグダと休んでいることを気にしないことのほうが初期の段階ではずっと大事だと思います。